投資に嫌悪感がある人に見てほしい指南書
文量が多いですが最後までお読みいただけるとありがたいです。
~投資のリスクから
種類まで
初心者向けに解説~
こんにちは!
大学生個人投資家のカネ太です。
最近よくFXや仮想通貨、iDeCo,NISA…etcを耳にする!
気軽に始められるとか宣伝してるけど胡散臭い。。。
投資って結局何なのか?
と感じている人が多くいますよね。
実際に危険なのかどうかを具体的に解説していこうと思います。
記事を読む前に絶対に伝えたいことがあるのですが、知らないものに対して、イメージだけで危険だとか良くないと思う考えがある人は絶対に人として成長できません。
その世界を知らないで生きていられれば良いかもしれませんが、AI化が加速していくなかで仕事がしたくてもできない世界はもうすぐそこまで来ています。
お金持ちの人は他で何か問題があるなど思う人は、嫉妬なのか何なのか知りませんが、一生そういう世界を知らない人生で終わります。
別に投資をするべきだと言っているわけではないので、自由で構いません(笑)
ただ知っておくべき世界だということを念頭に記事を読んで頂けると幸いです。
◎【目次】
●投資とは
投資と言われたとき、仮想通貨、株式投資、FX、投資信託、積み立てなど、よくわからないものばかりだと捉えがちですが必ず皆さんも投資はしています。
例えば保険や年金制度です。
年金制度の中には確定拠出年金という金融商品を選択して資産運用を任せるタイプの年金があります。
皆さんが投資に対して嫌悪感を抱くのは、リスクが大きいというイメージからくるものだと思います。
経済分野においてリスクとは危険度ではなく、予想と結果の乖離の大きさを表します。
乖離が大きいから危ないと感じる人がいるわけです。
保険や年金はよく知っていて、予想と全然違うなんてことはないから安心しているわけです。
他の投資も同じです。
その投資によって起こりうる事象を把握できていれば、リスクは小さいと捉えられます。
それならなぜ投資で破産したりする人がいるのか。
それは単純に起こりうる事象を把握できていないからです。
基本的に投資した金額以上に損する人達が破産します。
それが起きる理由はレバレッジ(持っている金額よりも投資ができる)をかけるなど、お金を借りている状態を作るからです。
皆さんが危険だと考えている起業などにおいても然りです。
初期経費(仕入れやテナント代)が出せない時点で凡人が起業するのはただの愚策です。
自分は起業に成功した方とお話する機会がありますが、彼らは偶然ではなく、確実に成功するために初期経費を抑えています。
成功する人の大半が、仲介手数料や支払手数料、Webサービスなど、失敗して会社が潰れても借金を抱えないように対策をしています。
ここで勘違いしないでほしいのが、お金に余裕があるからビジネスができるわけではありません。
費用を最大限まで減らしているから失敗してもやり直せるわけです。
失敗する起業をする人は、小売り業、飲食など経営が不安定なことをしています。
コロナウイルスにより政府に援助をもらえるのが当たり前かのように怒っている方を見かけますが、経営学を知っている人にとってはただの笑いものでしかないことに気付くべきです。
世の中で失敗する人の大半が、知識のある人には当たり前だと思われるということ知るべきです。
ここで成功する人の違いについて言いたいことはリスクヘッジ(失敗したときに対処するための体制を整えておくこと)を取っているかどうかです。
この概念は非常に重要です。
というか知らない方が多すぎます。
人生を生きていく上で絶対に必要な概念です。
物事を選択するうえで、最低の事象を考えることによってその選択の価値が決まります。
例えば、受験などでもよく見ますよね。
行きたいとこがあるからと科目を絞ったは良いもののそこに入れないと、その科目で受けれる大学がかなり下の大学までランクが下がった人見たことないですか?
馬鹿だなと思ったりする人もいるか人もいるかもしれませんが、コロナによって内定を取り消された人、経営が続けられなくなった人なども同じように思われているということを自覚すべきです。
自分がかわいそうとか思える時代ではないです。
インターネットの普及によって誰でもチャンスがある時点で辛いことがあったら努力不足の自分のせいだと思うべきです。
話が逸れてしまったので戻しますが、リスクヘッジというものを考えながらリスクというものを捉えていきましょう。
そうすることで偏見なく投資というものが理解できます。
●それぞれの投資の特徴とリスクの大きさ
1.iDeCo
iDeCoは個人型確定拠出年金のことを指し、確定拠出年金法に基づいて行われる私的年金に当たり、加入は任意です。
自分で掛金を拠出し、自分で運用し資産形成するための年金制度です。
掛け金を60歳まで払い続け、60歳以降は老齢給付金として掛金と運用益の合計を受け取ることができます。
2.仮想通貨
ビットコインが有名になったことで知った方も多いと思います。
最近ではFacebookがリブラという仮想通貨を作ろうとしたことが話題になりましたね。
リブラは作ると宣言した時点で批判が殺到したのですが、その理由は法定通貨としての役割を担ってしまうことが法に抵触することです。
仮想通貨によって銀行が必要なくなることを恐れたのです。
逆に言えばそれほどの存在がもう作れる時代にいるということが重要です。
仮想通貨は現在、暗号資産という呼称に変えられ、ビットコイン以外にも1000種類以上存在しています。
その名の通りその実態はなく、ブロックチェーン技術というものによって成り立っています。
システムやアプリを作る上でのプラットフォームのような存在となりうるコインもあり、高い技術力が駆使されています。
その技術の仕組みについては以下のサイトをご覧ください。
その技術によってそのコインに価値がついてはいるものの、ボラティリティ(価格の変動幅)が大きすぎるため、決済手段としては依然として普及していないのが現状です。
しかし、GoogleやFacebookが暗号資産を作ったらそのボラティリティは小さくなることが予想されています。
これらの暗号資産自体がハッキングされたりするリスクはあまり有りませんが、それを取り扱う証券会社でコインが盗難された事例はあるのでできる限り大きな会社を選びましょう。
現在のボラティリティは高い状態ですが、必ず新しい暗号資産が出てくるため価値は向上するので持っておくのも手だと思います。
3.FX
一番の魅力はレバレッジをかけれることです。
ビギナーズラックなどで調子に乗って破産する人が多いことでも有名です。
他の投資をしたこともない素人が手を出してよいものではないです。
運用益で儲けようとする投資すべてにかかわることですが、投資では想像以上に心理的な要素が深く絡みます。
含み損を抱えている時の焦りや、含み益の時の利確の判断などは経験しなければわからないものです。
仕組みとしては為替取引を証拠金によって取引するものです。
証拠金であるためそれを担保としてレバレッジをかけた為替差損益が得られます。
また収益を出す方法として国家間の金利の差によって儲けるスワップポイントというものがあります。
高金利の通貨を買って、低金利の通貨を売った時に、ポジションをロールオーバー(翌営業日に持ち越すこと)すれば金利差額調整額が手に入ります。
4.投資信託
運用のプロに投資を任せるという形式のものです。
信託会社によって扱われる商品が様々で、リスク・リターンの大きさは以下の通りです。
先進国<途上国
債券<株式
積み立てなどで少額から始められ、手間もかからず、株価が暴落しても長期の積み立てなら新規に安く買ってくれるなど初心者には楽なのでおすすめです。
ただし信託するには、様々な種類の手数料が掛かるため購入前に確認が必要です。
5.株式投資
普段生活していてもよく耳にすると思います(笑)
とてもおすすめです。
理由としては投資目的が選べること、社会情勢を気にするようになるからです。
株を購入するときにキャピタルゲイン(値上がり益)を得るために買う人もいますが、好きな会社の優待が欲しくて買う人や、好きな会社を応援したくて買う人もいます。
株式投資は現物というものと信用という取引があります。
信用取引は自分の持っている金額以上に損する可能性があり危険です。
初心者の方は必ず現物取引にしましょう。
現物取引だと会社が潰れない限りゼロになることは有りません。
みんながよく知っている大手なら潰れることはそうそう有りませんしね(笑)
もし株価が下がっても保有し続けていれば、優待や配当金がもらえます。
また意外と知られていませんがインデックス投資という日経平均などと同じ動きをする銘柄を選べば確実に3~10パーセントの利益が上げられるという結果が出ています。
損する人がいるのは、大きな利益を求める投資の仕方をした場合のみです。
自分は後者ですが(笑)
後者のほうは、奥が深いのでそれなりに勉強してからなら楽しく売買できるようになります。
前者のほうでも、投資の初心者が投資ってこういうものなのかと知ることもでき、ニュースの見方が激変します。
他の投資手段よりも、知識という部分においても圧倒的に効用が高いです。
ポイントカードを使うように優待狙いぐらいの軽い気持ちで試しても良いと思います。
インデックス投資をもっと知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
興味を持った方はページの最後の方に株式投資の始め方を解説したリンクがあるのでそこから始めてください。
6.NISA
宣伝でよく見る方も多いのではないでしょうか。
NISAとは、金融商品に投資したときに取られる税金がかからなくなる制度です。
3つの種類があり、NISA,ジュニアNISA、積み立てNISAに分けられます。
NISAは株式投資をしたときに、利益を出しても非課税枠に収まる購入金額まで税金がかからないというものです。
ジュニアNISAはそのNISAの未成年用というだけです。
積み立てNISAは少額からの長期、積み立て、分散投資、を支援するための制度です。
投資の対象となるものがETF(上場投資信託)や公募株式投資信託といってどちらもお金を出資してプロの方に運用してもらうようなものになっています。
投資信託との違いは普通の株式のようにすぐ購入できることです。
NISAについては、ざっくりと株式投資をする際に初心者の少額投資の人が税金を取られずに済む制度という見解で良いと思います。
●さいごに
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
投資に関して少しは興味を持っていただけたでしょうか。
株式投資を始めたいと思った方は以下のサイトを参考にしてください。
投資に限らず、何事も行動に移さないと何も始まりません。
やってみたいと思ったのなら迷わず行動し、良い経験を積めることを祈っています。