宅建試験 独学最短合格へ
〜効率的な時間配分・テキスト選びなら独学最短2週間で合格ラインへ〜
目次
- 合格までにかかった時間と費用について
- 具体的な学習法
- 終わりに
1.合格までにかかった時間と費用について
独学のメリットとは、なんといっても時間と費用の削減ですよね。
私は2020年度10/18の宅地建物取引士試験を合格しました。
宅建試験はTACでは400時間、その他の資格の学校でも300時間は必要と言われています。
僕の学習時間は以下の通りです。
合計ざっと73時間❗️
これなら1日3.5時間を3週間でも受かるという計算になります。
1日5,6時間の勉強時間を確保できる学生ならば2週間で到達します。
僕は法律も不動産も初学で、他の勉強の片手間だったことから最初の方はダラダラとやってしまっていた部分もあるのでやる気のある方なら更に短縮できると思います。
また当たり前ですが、短期に詰めた方が記憶も飛びづらいため実際には勉強時間をもっと少なく済ませられると思います。
嘘だろうと思う方もいるかもしれませんが、宅地建物取引士試験はきちんとした対策が時間よりも圧倒的に大事です。
独学でかかった費用について見ると、
教科書テキスト一冊 1,650円
直前予想問題集一冊 1,760円
直前当てるチェックシート 1,100円
計4,510円
使用テキストの詳細は具体的な学習法のところで説明します。
2.具体的な学習法
概略を掴む(5点取れるレベル)
→Aランク知識をつける(20点取れるレベル)→過去問10年分(30点取れるレベル)
→改正&予想論点(37〜45点取れるレベル)
まず宅地建物取引士試験に挑む上で、初学者の人は不動産について学ぶんでしょ?程度の知識だと思います。そこで試験の全体像を把握するために、以下の商品がオススメです。
かなり薄い本でやる気を維持したまま取り組めるため、大事な論点や試験の構造について把握していくことができる良本です。自分は教科書をこれしか買っていませんが、不自由なく十分でした。
お金に余裕がある、若しくはちゃんとした教科書がないと不安という人はこちらも併せて買っても良いかもしれません。
基本的に宅建試験は範囲がとても大きいのでほんとに分厚いです。分からないところや不安なところを調べられる辞書のようなイメージで使ったほうが良いと思います。
上記の教科書を流し読みでよいのでしっかりと大まかな枠組みを掴んでください。
ここで論点ごとにしっかり覚えようとする人がいますが、天才じゃない限り、すぐ忘れる&疲れてモチベ下がるので、軽くで大丈夫です。ただししっかりと理解することを心掛けてください。
この本を読み終わった時には確信して5点ぐらいは取れるのが目標です。
次にAランクレベル(つまり必ず解けなければいけない最低ラインの簡単な知識問題のこと。)
※詳しくはTACのみんなが欲しかった直前問題集シリーズの巻頭をお読みください。
を学習します。
この参考書の良いところとしては必要なAランク知識に絞った20ページ程の教材が入っていることです。
このランク別の知識を理解することで試験の全体像がかなり見えてきます。
また直前問題集として難易度は高いですが、良い練習ができます。
⚠️この問題集は現在まだ2020年度版しか出ていない為ここでは購入しない方が良いです。
そして次に取り組むのが過去問系統の問題集です。先程の参考書が出ていない場合はこちらからでも構わないと思います。
自分の場合は無料のアプリで
これだけを使っていました。
きちんと法改正されており、短い時間で取り組める為お勧めです。
重点としては宅建業法と税その他をメインにしてください。
自分の場合は権利関係は1週間前までほぼノー勉でした笑
この時点で過去問踏襲問題が外さなくなる為、30点近くは取れるようになります。
紙媒体でやりたい場合は
こちらがお勧めです。
時間がある場合は黄色い通常の問題集をやってみても良いかもしれませんね。
そして最後に絶対にやるべきなのが下記の参考書です。
基本的に流れを見て分かるように宅建士試験の合格ラインまでは先程までの参考書だけでも届きます。
しかし例年1、2点足りなくて落ちたなどの人がいるのはこの最後の詰めができていないからです。
僕の歳でも改正論点が多くありましたが、この参考書は50問中40問近くは予想通りと感じました。
この参考書さえ極めれば他の参考書やらなくても合格可能性があるとさえ思っています。
更に参考書の形式も50問形式である為、自分が落としても良い範囲や点数が明確に分かります。
ぜひ手に取って見てみてください!
最後に
今回説明したのは最重要な勉強内容についてであったので、他の勉強法をしたい方は+αでしてみても良いと思います。模試や映像授業も面白いとは思いますし、教科書をダラダラ読むぐらいならSTUDYINGを使うという手の方が早かったかもしれないなとも感じています。
自分は今税理士の科目でSTUDYINGを使用していますが、かなり安く、そして時間を節約できると感じたのでオススメです。
ここまで色々と述べてきましたが、皆さんの学習法の参考になれば幸いです。どんな学習法でも努力すれば誰でも受かるレベルの試験ではあると思うので皆さんが合格することを願っています。(平均で月2万の資格手当が出るので給与も上がります🎶)